控除の限度額・上限額の調べ方は
ふるさと納税をお得に活用するには、まず最初に知っておきたい控除の限度額。上限額は「個人住民税の所得割額の2割」なんですが、これじゃなんだか良くわからないですよね。
控除の上限額には、これらの要素が関わっています。
・年齢
・家族構成
※「年収」は世帯年収ではなく、ふるさと納税を申込む方の年収なのでご注意ください。
これらを念頭に、以下の目安となる表を確認していきましょう。
ふるさと納税額の年間上限額の目安
今回は数パターンの家族構成の方のリストを作成してみました。
子どもの人数や、大学生や中学生以下の年齢になるとまた税率が変わってきますのでご注意ください。また、「共働き」とは配偶者に201万円以上の所得があり、ふるさと納税を行う本人が配偶者控除・配偶者特別控除を受けていないというケースを掲載しています。
少しわかりにくいですね。例を出しながらご説明します。必要ない方はパスしてください。
■会社員の夫、専業主婦の妻、小学生の子1人、高校生の子1人という場合:
会社員の夫の給与収入で下記の表を見ます。小学生の子は中学生以下なので、計算に入れません。ですので今回は「夫婦+高校生」の項目が当てはまります。会社員の夫が例えば年収400万円なら、上限額は25,000円となります。この場合、会社員の夫がふるさと納税を申込むことになりますので、クレジットカードなども夫の名義のものを使う必要があります。
■共働きの場合:
Aさん(女性)がふるさと納税を申込もうと思っています。Aさんの夫は年収400万円、Aさんは年収300万円、子どもはいない、という場合、下記の表で見ると28,000円がふるさと納税の上限額ということになります。
Aさんが働きながら配偶者控除を受けている場合は、この表では目安を出せませんので、下記のサイトから上限額をシミュレーションをしてみてくださいね。
■最速15分ふるさと納税はふるプレ
■利用意向NO1!ふるさと納税
\ここからシミュレーションできます!/
ふるさと納税額の年間上限額の目安がわかる表
ふるさと納税を行う方の家族構成 | ||||
---|---|---|---|---|
給与収入 | 独身 又は共働き | 夫婦 | 共働き+高校生 | 夫婦+高校生 |
150万円 | 8,000 | – | – | – |
200万円 | 15,000 | 6,000 | 6,000 | – |
250万円 | 21,000 | 13,000 | 10,000 | 2,500 |
300万円 | 28,000 | 19,000 | 19,000 | 11,000 |
350万円 | 34,000 | 26,000 | 26,000 | 18,000 |
400万円 | 42,000 | 33,000 | 33,000 | 25,000 |
450万円 | 52,000 | 41,000 | 41,000 | 33,000 |
500万円 | 61,000 | 49,000 | 49,000 | 40,000 |
550万円 | 69,000 | 60,000 | 60,000 | 48,000 |
600万円 | 77,000 | 69,000 | 69,000 | 60,000 |
650万円 | 97,000 | 77,000 | 77,000 | 68,000 |
700万円 | 108,000 | 86,000 | 86,000 | 78,000 |
750万円 | 118,000 | 109,000 | 109,000 | 87,000 |
800万円 | 129,000 | 120,000 | 120,000 | 110,000 |
850万円 | 140,000 | 131,000 | 131,000 | 121,000 |
900万円 | 151,000 | 141,000 | 141,000 | 132,000 |
950万円 | 163,000 | 154,000 | 154,000 | 144,000 |
1000万円 | 176,000 | 166,000 | 166,000 | 157,000 |
1500万円 | 389,000 | 377,000 | 377,000 | 366,000 |
2000万円 | 564,000 | 552,000 | 552,000 | 540,000 |
参考:「税金の控除について」(総務省)
※150万円から250万円は総務省の資料「寄附金控除額の計算シミュレーション」から計算しました
※上記の表の「夫婦」とは「給与取得者と専業主婦(夫)」を指します。また、中学生以下の子どもは控除額に影響がないので、計算に入れる必要はありません。
上記のパターンに当てはまらない場合は…
総務省のふるさと納税のサイトもあるのですが、サイト上で計算できるこれらのサイトで計算するのがオススメです。
下記のどのサイトでも控除額のシミュレーションページがありますので、ご参考にどうぞ!
■最速15分ふるさと納税はふるプレ
■利用意向NO1!ふるさと納税
\ここからシミュレーションできます!/
関連する記事はこちら
ふるさと納税についての疑問点は「ふるさと納税についてのQ&A」、ワンストップ特例制度が使えるかどうかは「ワンストップ特例制度が使えるか診断」へどうぞ!


[…] ※控除の上限額についてはこちらのページをご覧ください。 […]
[…] さんは専業主婦 子どものさとみさんは小学生 ↓ ふるさんの控除上限額は32,000円です。 ※控除上限額についてはこちらの記事をご覧ください 控除の「上限額」ってどうやって調べるの? […]